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  1. 0 資料タイプ別
  2. 03 紀要論文
  1. 250 大学院医歯学総合研究科(医)
  2. 20 紀要
  3. 02 新潟医学会雑誌
  4. 第130巻第12号

最終講義 新潟水俣病の50年

http://hdl.handle.net/10191/47774
http://hdl.handle.net/10191/47774
dc6eb000-85e6-4e72-8bc2-2b910e83a98e
名前 / ファイル ライセンス アクション
130(12)_659-663.pdf 130(12)_659-663.pdf (680.4 kB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2017-08-21
タイトル
タイトル 最終講義 新潟水俣病の50年
タイトル
タイトル 最終講義 新潟水俣病の50年
言語 en
言語
言語 jpn
キーワード
主題Scheme Other
主題 新潟水俣病
キーワード
主題Scheme Other
主題 臨床
キーワード
主題Scheme Other
主題 病理
キーワード
主題Scheme Other
主題 診断要項
資源タイプ
資源 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
タイプ departmental bulletin paper
その他のタイトル
その他のタイトル Fifly years of Niigata Minamata Disease
著者 西澤, 正豊

× 西澤, 正豊

WEKO 58599

西澤, 正豊

Search repository
著者別名
識別子Scheme WEKO
識別子 58600
姓名 Nishizawa, Masatoyo
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 新潟大学脳研究所神経内科学教室は1965年4月, 東大から椿忠雄先生を初代教授に迎えて発足した. 同年6月12日には九州水俣病に続いて新潟水俣病が公式確認されたことから, 教室はその発足当初から, 新潟水俣病の原因究明, 診断, 治療に深く関わり, 6月14日からは阿賀野川下流域で開始された第一次一斉検診に参加している. 教室の歩みは新潟水俣病とその後のSMONとともにあったといえよう. 新潟では当初, 川魚を摂食していて, 頭髪水銀値が高く, 神経症状として, 感覚障害があり, それが特異的な分布をしていて軽快しがたいこと, 加えて小脳症状, 聴力障害などを合併していること, さらに, 川魚の摂食と神経症状の発症時期との間に因果関係が認められること, 他疾患が除外できることが診断の要件とされた. この診断要項は, 昭和52年に環境庁が通知した「後天性水俣病の判断条件について」(昭和52年判断条件)に, その後の最高裁判決を受けて平成26年3月に環境省が追加通知した「公健法に基づく水俣病の認定における総合的検討について」(追加通知)が規定する内容と変わるところがない. それでも, 新潟水俣病は解決していない. 水俣病はメチル水銀中毒症であり, 曝露の程度によって最重症の劇症から, 重症, 中等症, 軽症まで分布しており, また, 頭髪水銀値は高値であっても, 全く症状がない水銀保因者が確認されていることから, 水銀の体内蓄積と代謝, 神経症候の出現には個人差があるものと想定される. 昭和52年判断条件は, 重症者を速やかに認定するものであって, 平成25年の最高裁判決でもそのように位置付けられている. 50年の経過は, 神経症候に加齢に伴う経年変化を重ねており, 50年以上前の曝露とその後に生じた神経症候の間の因果関係を判断することは容易ではない. 新潟では1970年の「第2次一斉検診」以降, 「一斉検診」は実施されておらず, その後のまとまったデータがない. 和歌山県太地町住民には, 頭髪水銀値が100ppmを超える高値である無症候の水銀保因者が複数確認され, 健康調査が続けられている. 海外では, 水俣病の後にも有機水銀中毒事例が発生している. 海洋の水銀汚染による長期慢性曝露の影響も評価しなければならない. 新潟水俣病の追跡調査を行い, 現状について正確な記録を残すことは関係者の責務である.
書誌情報 新潟医学会雑誌
en : 新潟医学会雑誌

巻 130, 号 12, p. 659-663, 発行日 2016-12
出版者
出版者 新潟医学会
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 00290440
書誌レコードID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AN00182415
著者版フラグ
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Ver.1 2021-03-01 18:46:12.238718
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西澤, 正豊, 2016, 最終講義 新潟水俣病の50年: 新潟医学会, 659–663 p.

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