WEKO3
-
RootNode
アイテム
Lessing und sein pantheistisches Motto 'Ἑν και Παν'
http://hdl.handle.net/10191/23616
http://hdl.handle.net/10191/23616c793c5da-1950-4538-83d5-133ead837e03
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
|
Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 2013-10-07 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Lessing und sein pantheistisches Motto 'Ἑν και Παν' | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | Lessing und sein pantheistisches Motto 'Ἑν και Παν' | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | deu | |||||
資源タイプ | ||||||
資源 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
タイプ | departmental bulletin paper | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | レッシングの「ヘン・カイ・パン」 | |||||
著者 |
Sakamoto, Takashi
× Sakamoto, Takashi |
|||||
著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 51424 | |||||
姓名 | 坂本, 貴志 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ヤコービがレッシングを訪問した折、彼から引き出した信念の言葉「ヘン・カイ・パン(一即全)」は当時の知的世界に暴露されてスキャンダルを惹き起こした。レッシングの言葉は、スピノザの「神あるいは自然」のギリシア語版であり、スピノザの汎神論的世界観は無神論とも目される当時のタブーだからであった。レッシングの言葉を引き出すためにヤコービが読ませたゲーテの詩『神的なるもの』はしかし、「存在の連鎖」という伝統的観念に、当時一般に流布するに至った「世界の複数性」の観念をかけ合わせて初めてよく理解される。唯一神の無限に多様な現れとしての宇宙には、地球以外にも知的存在者が住まうのであって、「存在の連鎖」は知的完成度のスケールにおいて全宇宙を視野に入れて形成されてある、とレッシングは考える。地球上の人間よりも完成度の高い理性を備えた、別なる世界の存在者は、神の似姿にそれだけ近いのであって、彼らは人間にとって形成のお手本であり、また人間が輪廻して後、別なる太陽系の惑星の上で成る姿である。レッシングは「三位一体」を象徴的に理解し、これを宇宙の形成と人間の歴史の二相に、つまりは空間的時間的な展開の相のもとに解釈するが、この応用的な予型論は、複数化した世界である自然全体が、神の似姿として新たなる神性を保持し、それに人間が与るための、啓蒙主義期の新しい哲学的神学という性格を持っている。 | |||||
書誌情報 |
19世紀学研究 en : 19世紀学研究 巻 7, p. 5-15, 発行日 2013-03 |
|||||
出版者 | ||||||
出版者 | 19世紀学学会 | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 19世紀学研究所 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 18827578 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AA12315106 | |||||
著者版フラグ | ||||||
値 | publisher |
Share
Cite as
Sakamoto, Takashi, 2013, Lessing und sein pantheistisches Motto 'Ἑν και Παν': 19世紀学研究所, 5–15 p.
Loading...