WEKO3
アイテム
低出力レーザーの歯肉創傷治癒に与える影響について
http://hdl.handle.net/10191/19182
http://hdl.handle.net/10191/1918271a8e861-3249-43cc-997c-e0ef67e8d218
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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NS_21(2)_65-76.pdf (2.1 MB)
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||
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公開日 | 2012-07-29 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 低出力レーザーの歯肉創傷治癒に与える影響について | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 低出力レーザーの歯肉創傷治癒に与える影響について | |||||
言語 | en | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | low power laser | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | hydroxyproline | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | DNA | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | RNA | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | northern blot analysis | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | proα1(Ⅰ)collagen | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Effect of low power laser on wound healing of gingiva | |||||
著者 |
谷, 仁史
× 谷, 仁史× 草刈, 玄× 野原, 廣美 |
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著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 153858 | |||||
姓名 | Tani, Hitoshi | |||||
著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 153859 | |||||
姓名 | Kusakari, Haruka | |||||
著者別名 | ||||||
識別子Scheme | WEKO | |||||
識別子 | 153860 | |||||
姓名 | Nohara, Hiroyoshi | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 低出力レーザーによる創傷治癒促進効果についての報告をみるが、口腔内、歯肉における創傷治癒についての報告はほとんどない。そこで低出力レーザーが歯肉創傷治癒におよぼす影響について検討する目的で、イヌ下顎にインプラントを植立し、レーザー照射後、インプラント周囲歯肉のDNA、RNA、ヒドロキシプロリン、Ⅰ型コラノーゲンmRNAについて生化学的に検索を行った。イヌ下顎両側P_3, ,P_4, M_1抜歯4カ月後に、チタン合金(6A1-4V) インプラントを植立、植立直後より片側のインプラント周囲歯肉にレーザー照射を行い、反対側をコントロールとした。尚、レーザー装置として半導体レーザーDSL-100(出力60mM、波長810nm、連続波、モリタ製作所)を用いた。術後3、4、5、7、14日にインプラント周囲歯肉を採取し、DNA、RNA量は各々ジフェニルアミン、オルシノール反応により、ヒドロキシプロリン量はEdwards法により測定を行った。I型コラーゲンmRNA測定については合成プローブを用いた。ヒドロキシプロリン量はコントロール群において術後5日で最高値となり、術後7日で有意に減少し14日と同様の値を示し変動の収束に早まりがみられた。RNA量はコントロール群、照射群でそれぞれ術後7日、5日に最高値を示し、照射群で受傷に対する組織反応の早まりがみられた。DNA量はコントロール群、照射群ともに術後5日に最高値を示し、レーザー照射による影響は認められなかった。I型コラーゲンmRNA量はコントロール群に比べ術後3、4、5日で増加しⅠ型コラーゲンの合成促進が認められた。以上より、低出力レーザーは、歯肉の創傷治癒におけるコラーゲンの代謝を促進することが示唆された。 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | The purpose of this study was to evaluate the effect of a low power laser on wound healing of gingiva surrounding inserted implants. Two titanium alloy implants (6A1-4V) were inserted into each side of mandibular edentulous area at 1cm intervals. On one side of mandible, the mesial, distal, buccal and lingual parts of gingival surrounding the implants were irradiated with the laser for 5 minutes once a day for a week. Three, 4,5,7,14 days after insertion of implant, the scar of gingival was excised and the content of collagen, RNA,DNA and proα1(Ⅰ) collagen mRNA was determined. After insertion of implant, the collagen content of scar increased and reached a maximal value after 5 days and then returned to the original level on day 14. The rate of increase and decrease was promoted by laser-treatment. The irradiation promoted the rate of increase and decrease in RNA content as in the case of collagen content, but no significant effect was observed on the DNA content. The abundance of collagen mRNA in the laser-untreated scar increased with increasing time after implantation until day 7 while that in the laser-treated group increased with accelerated rates until day 5 and the maximal level was approximately the same as that of day 7. These results suggested that low power laser irradiation exerts beneficial effect on wound healing of dog gingival by promoting the turnover rate of collagen. | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 低出力レーザーによる創傷治癒促進効果についての報告をみるが、口腔内、歯肉における創傷治癒についての報告はほとんどない。そこで低出力レーザーが歯肉創傷治癒におよぼす影響について検討する目的で、イヌ下顎にインプラントを植立し、レーザー照射後、インプラント周囲歯肉のDNA、RNA、ヒドロキシプロリン、Ⅰ型コラノーゲンmRNAについて生化学的に検索を行った。イヌ下顎両側P_3, ,P_4, M_1抜歯4カ月後に、チタン合金(6A1-4V) インプラントを植立、植立直後より片側のインプラント周囲歯肉にレーザー照射を行い、反対側をコントロールとした。尚、レーザー装置として半導体レーザーDSL-100(出力60mM、波長810nm、連続波、モリタ製作所)を用いた。術後3、4、5、7、14日にインプラント周囲歯肉を採取し、DNA、RNA量は各々ジフェニルアミン、オルシノール反応により、ヒドロキシプロリン量はEdwards法により測定を行った。I型コラーゲンmRNA測定については合成プローブを用いた。ヒドロキシプロリン量はコントロール群において術後5日で最高値となり、術後7日で有意に減少し14日と同様の値を示し変動の収束に早まりがみられた。RNA量はコントロール群、照射群でそれぞれ術後7日、5日に最高値を示し、照射群で受傷に対する組織反応の早まりがみられた。DNA量はコントロール群、照射群ともに術後5日に最高値を示し、レーザー照射による影響は認められなかった。I型コラーゲンmRNA量はコントロール群に比べ術後3、4、5日で増加しⅠ型コラーゲンの合成促進が認められた。以上より、低出力レーザーは、歯肉の創傷治癒におけるコラーゲンの代謝を促進することが示唆された。 | |||||
書誌情報 |
新潟歯学会雑誌 en : 新潟歯学会雑誌 巻 21, 号 2, p. 65-76, 発行日 1991-12 |
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出版者 | ||||||
出版者 | 新潟歯学会 | |||||
ISSN | ||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||
収録物識別子 | 03850153 | |||||
書誌レコードID | ||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||
収録物識別子 | AN0018300X | |||||
著者版フラグ | ||||||
値 | publisher |