@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009997, author = {長谷川, 潤 and 森本, 悠太 and 萬羽, 尚子 and 小川, 洋 and 岩谷, 昭 and 川原, 聖佳子 and 清水, 孝王 and 谷, 達夫 and 島影, 尚弘 and 田島, 健三}, issue = {5}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {May}, note = {症例は58歳女性. エホバの証人. 大腸がん検診による便潜血反応陽性のため下部消化管内視鏡を施行され早期上行結腸癌と診断された. 輸血を行わないことに対する危険性に対し十分な説明を行い同意のうえ腹腔鏡下手術を行った. 手術所見は上行結腸に占居する13×10mm, 2型. MPN2H0P0M0 sStage IIIa. 術式は回盲部切除術, D3郭清, 機能的端端吻合にて再建した. PM0, DM0, RM0, R0. 術中出血量は10ml. 術後病理組織診断にて中分化管状腺癌, pSM (200μm), pN0, ly0, vO, pStageIであった. 周術期に血液製剤の投与は行わず術後経過は良好で第7病日に退院した. 腹腔鏡下大腸切除術は拡大視効果から出血量は抑えられ輸血を拒否するエホバの証人に対して有用な手術と考えられる一方で, 止血操作が困難な場合は開腹手術への移行を躊躇しないことが重要と考えられた. また, エホバの証人に対しては, 血液製剤に対し使用可能なものと使用不可能なものを明確に確認し, 対応不可能であると判断した場合には転院を勧めるなど, 医療担当者は態度を明確にする必要があると考えられた.}, pages = {269--273}, title = {輸血拒否患者 (エホバの証人) に対し腹腔鏡下手術を行った上行結腸癌の1例}, volume = {125}, year = {2011} }