@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009971, author = {日比野, 浩}, issue = {6}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jun}, note = {聴覚は動物に必須である. 音は, 外・中耳を介して内耳蝸牛に到達し, 基底膜の振動として受容される. この機械的な刺激は, 聴覚の一次受容器である有毛細胞により電気信号に変換され, 脳へと伝達される. その際に, 蝸牛は, 内リンパ液と呼ばれる細胞外液の特殊な電位・イオン環境を用いて, 効率的かつ感受性高く有毛細胞を興奮させる. 従って内リンパ液環境は, 内耳機能に不可欠である. 本稿では, 高度に分化した基底膜と有毛細胞の機能を概略した後, 筆者の研究主題である内リンパ液環境の生理的役割と成立機構を紹介し, 内耳聴覚研究の面白さを示す.}, pages = {295--301}, title = {内耳を満たす特殊体液の電位環境の成立機序}, volume = {125}, year = {2011} }