@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009961, author = {添野, 真嗣 and 蛭川, 浩史 and 小林, 隆 and 内藤, 哲也 and 松岡, 弘泰 and 多田, 哲也}, issue = {7}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jul}, note = {原発性腸腰筋腫瘍と続発性腸腰筋腫瘍の2例を経験したので報告する. 症例1 (原発性腸腰筋腫瘍) は73歳男性. 噴門部の早期胃癌に対し, 噴門側胃切除術を施行. 術後に食道空腸吻合部縫合不全を来し, 穿孔部縫合術を行った. 術後MRSA敗血症となった. 再手術後第20病日に腰痛が出現し, CTで右腸腰筋腫瘍を認め, ドレナージ術を施行した. その後は解熟して徐々に改善し, ドレナージ術後第77病日に退院となった. 症例2 (続発性腸腰筋腫瘍) は86歳男性. 発熱と右大腿部痛を主訴に来院した. CTにて右腸腰筋内部の低吸収域および上行結腸の腫瘤を指摘され, 上行結腸癌に伴う腸腰筋腫瘍が疑われた. 全身状態を改善する目的で腫瘍ドレナージ術を施行した. しかし, 第7病日に激しい腹痛が出現し, 大腸癌あるいは腫瘍の腹腔内穿破による汎発性腹膜炎が疑われ, 回盲部切除術と洗浄ドレナージを施行した. 術後は敗血症となったが, 徐々に改善し再手術後第24病日に退院となった. 術後の原因不明の発熱や腰痛では, 腸腰筋腫瘍を念頭において精査する必要があると考えられた.}, pages = {391--398}, title = {腸腰筋腫瘍の2例 (原発性と続発性)}, volume = {125}, year = {2011} }