@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009960, author = {池野, 嘉信 and 山崎, 俊幸 and 桑原, 史郎 and 眞部, 祥一 and 須藤, 翔 and 堅田, 朋大 and 豊田, 亮 and 岩谷, 昭 and 横山, 直行 and 大谷, 哲也 and 片柳, 憲雄}, issue = {7}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jul}, note = {早期胃癌における重複癌は, 大腸癌が最も多く同時性も散見される. 消化器癌に対する腹腔鏡下手術症例の増加に伴い, 今後, 胃癌と大腸癌を同時に併発し, 腹腔鏡下手術の適応である症例に遭遇する機会も増す可能性がある. しかし腎癌と大腸癌の重複症例に対する腹腔鏡下同時手術についての報告は少ない. 今回我々は, 腎癌と大腸癌の同時性重複症例に対する1期的な腹腔鏡下同時手術を検討し, その安全性および有用性について検討した. 対象は, 2002年4月から2011年3月までに当院で施行した腹腔鏡下手術症例の, 胃癌手術636例, 大腸癌手術534例であり, このうちの胃癌と大腸癌を同時に腹腔鏡下にて手術した6例とした. 結果, 平均手術時間は450分で, 平均出血量は126gであった. 術中偶発症の発生はなく開腹移行例もなかった. 術後経過はほとんどの症例で順調であり, 1例に術後麻痺性イレウスを生じ, 保存的治療にて改善し術後26日目に退院となった. 術後入院期間の中央値は12日間であった. 早期胃癌と大腸癌の同時性重複癌に対する腹腔鏡下同時手術は, 長時間の手術となるものの, 安全に根治手術が可能である. また合併症も少なく, 入院期間の延長も認めず, 腹腔鏡下手術の利点が維持されており, 有用な手術法と考えられた. ただし, 手術手技の工夫および習熟した技術が必要である.}, pages = {385--390}, title = {腎癌と大腸癌の重複癌に対する腹腔鏡下同時手術の検討}, volume = {125}, year = {2011} }