@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009933, author = {藤川, あや and 小林, 恵子 and 飯吉, 令枝 and 平澤, 則子}, issue = {8}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {本研究では, 中山間過疎地域に暮らす高齢者の医療機関への通院の実態と通院手段との関連要因を明らかにし, 単身または高齢者のみの世帯の高齢者の通院サポートのあり方について検討した. 新潟県A市B地域の単身または高齢者のみの世帯で暮らす高齢者156名 (要介護者を除く) を対象に, 訪問面接調査を実施した. 主な質問項目は健康状況, 通院の手段と所要時間, 通院手段, 老研式活動能力指標である. 調査対象者の平均年齢は77.2±5.7歳であった. 疾患のある者は141名 (90.4%) で, その約9割が医師の診察を受けていた. 高齢者の通院手段は「バス」が最も多く約1/4を占めており, 次いで「自分で自家用車を運転」となっていた. また, 「家族, 知人が運転する車」や「医療機関の送迎や送迎ボランティア」など, 通院に何らかのサポートを受けている者が約1/3を占めていた. 今後の一層の人口高齢化により, 単身世帯や高齢者のみの世帯の高齢者は, 家族や地域の通院サポートを受けることが困難になることが推察される. そのような高齢者に対する通院サポー卜のあり方としては, 既存の送迎サービスの周知とその積極的な活用を働きかけるとともに, 自治体と医療機関が協働して巡回診療等の医療体制を整備していく必要がある.}, pages = {435--442}, title = {新潟県中山間地域に暮らす高齢者の通院手段と関連要因}, volume = {125}, year = {2011} }