@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009903, author = {若井, 俊文 and 坂田, 純 and 白井, 良夫 and 畠山, 勝義 and 味岡, 洋一 and 川合, 弘一 and 野本, 実 and 須田, 剛士 and 田村, 康 and 高村, 昌昭 and 山際, 訓 and 松田, 康伸 and 青柳, 豊}, issue = {10}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Oct}, note = {【目的】非アルコール怪脂肪性肝疾患 (nonalcoholic fatty liver disease, 以下NAFLD) における肝細胞癌に対する外科治療成績を明らかにする. 【対象・方法】肝細胞癌に対して肝切除を施行した225例を対象とし, HBs抗原単独陽性群 (以下, B群) 61例, HCV抗体単独陽性群 (以下, C群) 147例, NAFLD群17例の3群に分類した. 3群間における臨床病理学的背景因子, 術後遠隔成績を比較検討した. 【結果】NAFLD群はB群, C群と比較して有意に高齢であり (P <0.001), body mass index は高く (P <0.001), 腫瘍径が大きかった (P =0.002). NAFLD群17例中8例は組織学的に非アルコール性脂肪肝炎 (nonalcoholic steatohepatitis, 以下NASH) と診断された. 術後合併症発生率, 在院死亡率は, B群 (各々28%, 8%), C群 (各々31%, 1.4%) と比較してNAFLD群 (各々59%, 12%) で有意に高かった (各々P =0.043, P =0.030). NAFLD群での在院死亡は2例であり, NASHに関連した肝硬変に合併した肝細胞癌に対して肝右葉切除が施行されていた. 術後累積5年無再発生存率は, B群39%, C群29%, NAFLD群66%であった. 術後累積無再発生存率はNAFLD群が単変量解析 (P =0.048), 多変量解析 (P =0.020) の両者で有意に良好な成績であった. 【結論】NAFLD関連肝細胞癌に対する外科治療は予後を改善する. NASH関連肝硬変患者に対して肝葉切除を行う際には細心の注意が必要である.}, pages = {557--565}, title = {非アルコール性脂肪性肝疾患における肝細胞癌に対する外科治療の遠隔成績}, volume = {125}, year = {2011} }