@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009835, author = {大森, 豪}, issue = {1}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jan}, note = {1980年代から導入されたコンピュータナビゲーション手術は, 整形外科において人工関節置換術や脊椎手術, 骨折手術で普及が進んでいる. 関節鏡は整形外科領域の内視鏡であり低浸襲性と言う優位性から現在膝関節を中心に関節手術のスタンダードな方法の1つとなっているが, コンピュータナビゲーションに関しては導入が進んでいるとは言えない. その理由としては, 関節鏡画面を通して視野を得ることや, 関節表面の軟骨や靭帯などの軟部組織の形状がモデル化困難であることなどが, 重ね合わせ精度 (registration) に影響することが考えられている. 我々は, 術前の精密な3次元モデルを構築し, そこで術前計画を立てた上で, 手術中に関節鏡視画面に術前のモデル画面をリアルタイムに重ね合わせることにより, 関節鏡視下手術中に術前計画を正確かつ迅速に再現できるナビゲーションシステムを開発している. 基礎実験におけるシステム精度は誤差3.5mm未満であり, 今後, システムおよび手術器具の改良により臨床応用が大きく期待される.}, pages = {29--32}, title = {5 関節鏡視下手術におけるナビゲーション(各科における鏡視下手術の現状と今後 (2009年),第651回新潟医学会)}, volume = {126}, year = {2012} }