@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009831, author = {若林, 雄一}, issue = {1}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jan}, note = {日本産野生マウス, モロシヌスは比較的最近, 近交系化されたマウス系統であり, 従来用いられてきたC57BL6などの近交系マウスと遺伝的に遠く離れていることがわかっている. また, いくつかの種類の腫瘍に対しては強い抵抗性を示すことが既に示されており, 他にも聴力が高いことや, 糖尿病性に対して抵抗性を示すことや, いくつかのノックアウトマウスと交配するとその形質を完全, あるいは部分的に抑制してしまうことが知られており, 従来の近交系マウスが保持していないアレルを保有していることが想像される. 我々はこのモロシヌスに属するマウスの中でも代表的な系統であるMSM/Msを用いて, 皮膚腫瘍に対して抵抗性を与える抵抗性遺伝子座のスクリーニングを行った. その結果, 7番染色体上にマスター遺伝座的な強い抵抗性を与える遺伝子座の存在を確認し, また4番染色体上は微小腫瘍に対しては抵抗性を与えないが, ある一定サイズ以上には腫瘍を大きくさせない, おそらく腫瘍発生の比較的, 後期に働くと思われる遺伝子座の存在を確認した.}, pages = {14--17}, title = {マウスモデルを用いた皮膚発がん感受性遺伝子座の探索}, volume = {126}, year = {2012} }