@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009794, author = {榎本, 剛彦 and 佐藤, 賢治 and 井上, 真 and 親松, 学}, issue = {2}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Feb}, note = {【対象】2000年から2009年までの10年間に, 当院で緊急手術を行った胃潰瘍穿孔17例中, 精神疾患の既往がある4例. 【結果】全例が独身男性で, 年齢の中央値は53.5歳 (44-71). 胃潰瘍穿孔による汎発性腹膜炎の診断で4例とも幽門側胃切除術が施行された. 精神疾患は統合失調症2例, てんかん性精神病1例, 精神発達遅延のあるアルコール依存が1例だった. 4例中2例は穿孔2週間以上前に症状があったが精査を受けていなかった. 術後合併症は遺残腫瘍1例, 縫合不全と肺炎が1例. 非精神疾患群13例との比較では, 精神疾患群で発症から受診までの時間が長い傾向があった. 合併症は精神疾患群で多い傾向だったが, 精神科的合併症は認めなかった. 【結語】精神疾患患者では, 家族や周囲の協力をえて確実な治療が必要. 穿孔時の緊急手術周術期管理では特別な処置は不要だった.}, pages = {97--100}, title = {精神疾患患者の胃潰瘍穿孔4手術症例}, volume = {126}, year = {2012} }