@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009603, author = {松澤, 岳晃 and 小林, 孝 and 畠山, 悟 and 加川, 隆三郎 and 橋立, 英樹}, issue = {9}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Sep}, note = {痔瘻癌は深部痔瘻が長期間存在した場合に発生する可能性があるが, 骨盤内に存在するためその診断は困難である. 今回, 深部痔瘻をMRIにて経過観察し, その内部に痔瘻癌が発生したことを診断しえた. 患者は66歳, 男性, 約20年前に痔瘻手術の既往がある. 血便, 排便困難, 腹部膨満感を主訴に当院を受診した. 右坐骨直腸窩膿瘍および骨盤直腸窩膿瘍と診断しドレナージ手術を施行した. 症状は軽快し退院したが, 退院時MRIで骨盤直腸窩膿瘍が残存したため根治手術を勧めるも本人が拒否した. 2年4ヶ月後のMRI T2強調画像で6時に原発巣, 7時方向で肛門括約筋を穿破し坐骨直腸窩に出て, 口側9時方向に瘻管・膿瘍を形成する痔瘻を認めた. また, 瘻管は原発巣から6時方向へ肛門括約筋内を上行し, 骨盤直腸窩に高信号で分葉状の顆粒集合様領域を認めた. MRI画像で顆粒集合様領域を認め痔瘻癌と診断した.生検にて粘滴産生性の痔療癌と確定診断,根治手術を施行した}, pages = {497--502}, title = {MRI画像で経過観察し, 特徴的な顆粒集合様所見を示した痔瘻癌の1例}, volume = {126}, year = {2012} }