@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009376, author = {長倉, 成憲 and 小海, 秀央 and 及川, 明奈 and 高久, 秀哉 and 東, 和明 and 春日, 信弘 and 鈴木, 俊繁}, issue = {3}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Mar}, note = {転移・再発乳癌は, 一部の局所再発を除いて治癒が困難である. 今回我々は, 乳癌術後の肺転移再発が内分泌・化学療法で完全奏効(CR)に至り, CR期間中に発生した原発性膵頭部癌を根治切除した1例を経験した. 転移・再発乳癌のCR期間中に発生した重複癌の治療を考える際に示唆に富む症例と考えられたので報告する. 症例は乳癌手術時55歳の女性. 乳癌手術の7年10ヵ月後に胸壁再発を切除し, 9年1ヵ月後に肺転移再発を認めた. 肺転移に対する治療開始後11ヵ月で転移巣は消失しCRに至った. 肺転移巣がCRになってから2年11ヵ月後に主膵管の拡張が出現し, 拡張は徐々に進行した. 画像検査では膵頭部に腫瘍を指摘できなかったが, 経過から原発性膵頭部癌または乳癌の膵転移と診断し膵頭十二指腸切除術が施行された. 症例は膵切除後2年無再発生存中である. 乳癌再発後であっても, 耐術可能であればCR期間中に発生した根治切除可能な重複癌は切除する意義がある.}, pages = {153--156}, title = {再発乳癌完全奏効中に発生した原発性膵癌の1切除例}, volume = {127}, year = {2013} }