@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009320, author = {佐藤, 洋樹 and 蛭川, 浩史 and 小林, 隆 and 河合, 幸史 and 多田, 哲也}, issue = {5}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {May}, note = {左結腸動脈瘤破裂による腹腔内出血の1例を経験したので報告する. 症例は37歳男性. 前日からの腹痛が増悪したため当院受診した. CTにて左結腸動脈瘤出血とそれに伴う後腹膜血腫と診断された. また多発する腹部内臓動脈瘤も認めた. 貧血の進行もなく全身状態も安定していることから翌日待機的に開腹手術を施行した. 手術は左結腸動脈瘤切除, 中結腸動脈瘤切除, 洗浄ドレナージを施行した. 結腸に虚血性変化はなく腸管は温存した. 術後経過良好で, 12病日退院した. 病理組織結果に特記所見はなかった. 腹部内臓動脈瘤の中でも小腸・結腸動脈瘤は2.6%と極めて少ない. 本症例は臨床的にsegmental arterial mediolysis(SAM)が考えられた. 腹腔内動脈瘤破裂の報告例はそのほとんどが緊急手術症例で未破裂での診断は困難であるが, これらの病態を念頭においた診断, 治療および予防が重要と思われた.}, pages = {263--268}, title = {Segmental arterial mediolysisが疑われた左結腸動脈瘤破裂を来した1例}, volume = {127}, year = {2013} }