@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009318, author = {石井, 雅子}, issue = {5}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {May}, note = {【目的】視力良好な緑内障患者の両眼の傍中心視野感度と読書速度および読書困難について検討した. 【対象および方法】対象は両眼に緑内障性視野障害を有し, 両眼ともに視力が1.0以上の50例, 平均年齢53.58±12.70歳である. MNREAD-J(縦書き)を用いて読書のパラメータを求めた. 読書困難の自覚について聴取し, 最大読書速度と読書困難についてHFAの両眼の傍中心視野感度との関係を比較検討した. 【結果】HFA10-2では, 最大読書速度はbetter eyeの右下および左下領域の感度と中等度の相関(0.45, 0.43), HEA30-2では, 最大読書速度はbetter eyeの左下および右下領域の感度との中等度の相関(0.41, 0.40)を示した. 読書困難の自覚有りの最大読書速度は314.87±75.26文字/分, 自覚無しの最大読書速度は333.60±49.20文字/分であった. 両群の最大読書速度に差はなかった(p>0.05). しかし, 読書困難を自覚している群は自覚のない群に比べて, HFA10-2および30-2の左上領域, 10-2の右下領域において, 左右眼の視野感度に差がみられる割合が有意に高かった(p<0.05). 【結論】読み速度は良い方の眼の傍中心下方視野感度の影響を受け, 読書困難の自覚は左右眼の傍中心の網膜対応点の視野感度の差が原因していることが判った.}, pages = {241--249}, title = {緑内障患者の中心視野感度と読書能力の検討}, volume = {127}, year = {2013} }