@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009261, author = {鈴木, 健司}, issue = {7}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jul}, note = {医薬品の開発において, 一つの医薬が開発から市販されるまでには, 15~20年を要し, 200億円を費やすことになる. しかも成功する確率は1~100万分の1と考えられている. このように新薬開発は製薬企業にとっても長い年月と多大な費用を要する高リスクの難事業であり, 大学の研究室やベンチャー企業がチャレンジするには容易に乗り越えることのできない難関の研究課題として立ちはだかっている. 我々新潟大学医歯学総合病院第三内科炎症性腸疾患研究グループとステリック再生医科学研究所は, クローン病に対する世界初のsiRNA干渉医薬であるSTNM01を新薬として開発すべくこれまで研究を続けてきた. 2012年6月, STNM01は非臨床試験の壁を乗り越え, 第I相の治験を無事達成した. 本稿では, 創薬における日本の現状と, 新薬開発の概略につき解説し, 我々研究チームがいかにこの難関に挑戦してきたかについても触れたい.}, pages = {344--349}, title = {2 新薬はどのように開発するか? クローン病に対する世界初のsiRNA干渉薬開発の試み(シンポジウム 新潟大学の臨床研究を活性化するためにはどのような仕組みが必要か? , 第672回新潟医学会)}, volume = {127}, year = {2013} }