@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009236, author = {茂木, 崇治 and 鈴木, 雄太郎 and 井桁, 裕文 and 本多, 忠幸 and 遠藤, 裕}, issue = {8}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {平成23年の1年間に自殺企図を理由に新潟大学医歯学総合病院高次救命災害治療センターに入院した127名の患者を対象とし, 性差, 年齢, 自殺手段, 受診時間帯, 入院前の医療機関受診状況, 精神科診断, 転帰などを, カルテを閲覧し後方視的に調査した. 性別の内訳は男性37例(29%), 女性90例(71%)と女性が多く, 年齢では20代, 30代で50%以上を占めた. 精神科通院歴のある患者が69%おり, 精神科診断の内訳では, 男女とも気分障害が最も多く, 次いで女性ではパーソナリティ障害, 男性では統合失調症が多かった. 入院直前までの通院先としては, 当院かかりつけの患者はわずか8%であり, 一方, 新潟市内外の精神科クリニック(38%)や精神科単科病院(23%)に通院中の患者が多くの割合を占めていた. 当院受診時間帯については, 9時から17時が30%, 17時から24時が39%, 24時から9時が26%, 不明が5%であった. 退院後の転帰は, 入院前まで通院していた精神科への紹介が75例(59%)の他, 当院精神科入院が15例(12%), 他の精神科への新規紹介が9例(7%), 当科外来通院が7例(6%), 通院先精神科病院への入院が5例(4%)であった. 自殺企図で当院高次救命災害治療センターに入院する患者の大半は当院にかかりつけではなく, また, その半数以上が夜間に来院していた. 夜間・休日では患者の診断名や治療状況などの情報を得ることが困難な場合も多く, 救命救急の現場では大きな問題である. 今後, 患者情報を共有できるシステムがあれば, このような問題が解決できるかもしれない.}, pages = {417--421}, title = {新潟大学医歯学総合病院高次救命災害治療センターに入院した自殺企図患者の実態調査}, volume = {127}, year = {2013} }