@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009168, author = {川合, 弘一}, issue = {10}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Oct}, note = {現在, 非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)診断におけるゴールド・スタンダードは組織診断であるが, より簡便かつ正確な非侵襲的診断法が求められている. これまで, NASHと単純性脂肪肝の非侵襲的鑑別のために様々なバイオマーカーやスコアリング・システムの診断能が検討されているが, いずれも確定診断に用いるには信頼性が不十分である. 肝線維化進行度の予測には, Acoustic Radiation Force Impulse(ARFI)を用いた肝硬度測定が診断能良好で測定も簡便であることから, 実臨床的である. またNASH当科自験例51例を対象として, 各種スコアリング・システムによる軽度線維化と高度線維化の鑑別能につきROC解析したところ, FIB-4が最も良好な鑑別能を示した(AUROC:0.889). 現時点では, 非侵襲的診断法による組織診断の完全な代替はできないが, NASH診断体系の合理化に寄与することが期待される.}, pages = {507--511}, title = {2 NASHの非侵襲的診断法(シンポジウム NASHの診断と治療, 第676回新潟医学会)}, volume = {127}, year = {2013} }