@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009140, author = {神田, 達夫}, issue = {11}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Nov}, note = {癌診療において外科医の果たす役割は大きい. キャンサー・ボードに対する外科医の意識を探るため, アンケート調査を行った. 新潟大学医歯学総合病院に勤務する第一外科医師および第二外科呼吸器グループ医師を対象に, 無記名方式で全31名から回答を得た(回収率81%). キャンサー・ボードの認知度については, 57%の医師が「知っている」と回答し, 「知らない」としたものは10%に過ぎなかった. 必要性については, 70%の医師が「必要だ」と回答し, 残りの30%は「分からない」と回答した. 「必要ない」と回答したものはいなかった. キャンサー・ボードを必要とする理由としては, 「より良い治療選択につながる」と回答したものが57%と最多であり, 次いで「他科との連携が容易になる」(17%), 「診療レベルの向上が図られる」(13%)の順であった. キャンサー・ボードへの期待では, 「多視点からの合理的な治療選択」に繋がることを期待する意見が最も多かった. 一方, キャンサー・ボードへの懸念では, 時間調整の困難さを指摘する意見が多く認められた. また, 治療方針の決定とその手法に関する不安も目立った. 外科医の多くは, キャンサー・ボードを必要と考えており, より良い治療につながるものと期待している. 診療連携強化のメリットを期待する意見も多い一方, 多忙のなか, その実現が可能かどうか, 懸念する声も多い. キャンサー・ボードの実施にあたっては, 実行力を伴うと同時に弾力的な運用への配慮が必要である.}, pages = {596--600}, title = {2 外科医の立場からみたcancer board(シンポジウム 新潟大学医歯学総合病院におけるcancer board開催に向けて, 第678回新潟医学会)}, volume = {127}, year = {2013} }