@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00009138, author = {曽根, 博仁}, issue = {11}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Nov}, note = {わが国でもEvidence-based medicine(科学的根拠に基づく医療)は一般的になって久しいが, 診療ガイドラインの記載内容を含め, 今のところこれを支えているのは, 残念ながら大部分が欧米の大規模臨床研究の臨床エビデンスである. 特に2型糖尿病を代表とする代謝疾患や動脈硬化疾患(いわゆる生活習慣病)では, その発症と進行に遺伝的背景や生活環境が強く関連するため, 欧米人を対象にした研究から得られた臨床エビデンスが, わが国の患者にはそのまま当てはまらないことも多い. したがって日本における生活習慣病の診療ならびにその施策立案には, 大人数の日本人対象者を擁する大規模臨床研究を実施する必要がある. 本稿では糖尿病を例に, 日本と欧米との臨床像や臨床エビデンスの違いを述べ, さらにこれまでの大規模臨床研究の歴史を概説した上, 今後, 我々が進むべき方向性について考察する.}, pages = {585--591}, title = {東アジア発の臨床エビデンスを創る}, volume = {127}, year = {2013} }