@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008980, author = {福多, 真史}, issue = {5}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {May}, note = {脳神経外科手術は主に全身麻酔下に行われるため, 術中に患者のさまざまな機能を把握することは困難である. 我々は術中に電気生理学的モニタリングを行い, 機能温存を目指した手術を行っている. 一次運動野や錐体路近傍の脳腫瘍摘出術中には, 運動誘発電位モニタリングにて手足の運動機能評価を行い, 術後に麻痺が出ないような摘出を試みている. 聴神経を巻き込んでいる腫瘍や片側顔面けいれんの場合には, 聴力温存のために聴性脳幹反応モニタリングを行い, 術後聴力障害が起きないように手術を行っている. 顔面神経や舌咽迷走神経が巻き込まれている疾患においては, これらの脳神経機能を悪化させないように, 脳神経運動誘発電位モニタリングを行い機能温存に努めている. また片側顔面けいれんに対する神経減圧術の際には, 術後の症状消失を予測できるモニタリング方法も導入している. 術中モニタリングは患者の機能温存のため, また予後を予測する上で有用である.}, pages = {199--204}, title = {機能温存を目指した脳神経外科手術 : 術中モニタリングの有用性について}, volume = {128}, year = {2014} }