@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008963, author = {佐藤, 洋 and 島田, 能史 and 亀山, 仁史 and 野上, 仁 and 小林, 隆 and 皆川, 昌広 and 小杉, 伸一 and 小山, 諭 and 若井, 俊文}, issue = {6}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jun}, note = {【緒言】消化器外科領域では, 術前・術後の栄養管理に加え, 昨今では化学療法の重要性が急速に増してきており, CVカテーテルの必要性が増大している. 体表解剖に基づいたランドマーク法による鎖骨下静脈(以下SCV)穿刺は, ブラインド穿刺のため, 時に気胸・動脈穿刺など, 種々の合併症を引き起こすことがある. リアルタイムエコーガイド下のSCV(USgSCV)穿刺で, これらの合併症が激減することが報告されているが, 主に放射線科で実施されており, 広く普及するには至っていない. そこで, 我々は一般外科診療において, 市中病院で容易に入手可能な材料を用いて, 安全にSCVの穿刺を行える手技の工夫および検証を行ったため, 報告する. 【方法・結果】Sakamotoらの穿刺法に筆者の工夫を加え, 7.5MHzの体表プローベを用いてSCVを長軸に描出し, エコー観察下にフリーハンドでSCV穿刺を行う手技を施行した. USgSCV穿刺施行例のうちCVポート増設を行ったものは3施設18例で, 合併症の発生はみられなかった. 平均手術時間は30分であり, 経験症例数やBMIによって手術時間は影響を受けなかった. 【結語】USgSCV穿刺法は, 動脈・静脈の走行を直接確認しながら, 合併症フリーでのSCV穿刺が可能であった. 手術室のみならず, 病棟での処置にも十分応用可能であり, エクストラコストを最小限に留めながら安全性のメリットを享受できうる方法であった.}, pages = {264--268}, title = {簡便・確実なリアルタイム超音波ガイド下鎖骨下静脈穿刺法の経験}, volume = {128}, year = {2014} }