@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008907, author = {島影, 尚弘}, issue = {7}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jul}, note = {ホルモンレセプター陽性の再発乳癌に対する治療はホルモン療法が主体である. 今回術後7年6ヵ月後に骨転移をきたしたLuminal A typeと考えられる症例に対し, アロマターゼインヒビター(以下AI)・ビスフォスフォネート(以下B)とUFT(以下U)の投与にてquality of life(以下QOL)を損なわず10年以上経過した乳癌骨転移の1例について報告する. 症例は68歳, 女性. 1996年に近医で左乳癌に対し腋窩リンパ節郭清を伴う胸筋温存乳房切除術を受けた. 病理組織診断では乳頭腺管癌でエストロゲンレセプター(以下ER)陽性(以下(+)), プロゲステロンレセプター(以下PgR)(+), 腋窩リンパ節に4/6の転移を認めたため, CAF療法が施行され, その後タモキシフェン(以下TAM)を5年6ヵ月, 5-FUを3年7ヵ月内服した. 2003年に左前胸部痛が出現し, 骨シンチグラフィで左4肋軟骨と胸骨体に集積を認め骨転移の診断で, 治療目的に当科紹介となった. 直ちにAIとBの投与を開始した. 疼痛の増悪時にAIを変更し, その後にUを追加することでQOLを損なうことなく約10年間が経過し, 現在も治療継続中である.}, pages = {315--320}, title = {アロマターゼインヒビター・ビスフォスフォネート剤およびUFT投与にて10年間経過した乳癌術後骨転移の1例}, volume = {128}, year = {2014} }