@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008826, author = {佐藤, 勇}, issue = {9}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Sep}, note = {地域に根ざした子どもの総合医である小児科開業医の立場で, 予防接種関連のこれまでの活動と現況について報告した. 組織的な活動としては, 新潟県小児科医会として, 麻疹撲滅, ヒブ・肺炎球菌ワクチンの接種率向上, 同時接種など日本では馴染みの薄い接種方法の周知を行ってきた. 個人的な活動として, 出産を待ち望む家族や, 育児中の家族に対する情報提供, 子育て支援グループへの情報提供, 小学校での保健授業などをおこなってきた. いずれも, 地域に根ざした小児科医の重要な活動と考えている. 日本では, 水痘, 流行性耳下腺炎などのcommon diseaseに対するワクチンは任意接種に位置づけられているが, 米国などでは, 2回の定期接種により流行が抑制されている. これらのワクチンにおける新潟県の現状を, その出荷量から推測し, 増加傾向にあるワクチン接種者をさらに増やすために, ワクチンの必要性について, 子どもの代弁者として小児科医が訴えるとともに, 公費助成などの公的な支援を求めてゆくことが必要であると考えられた.}, pages = {416--420}, title = {2 開業医の立場から(シンポジウム 子どものワクチンを考える, 第690回新潟医学会)}, volume = {128}, year = {2014} }