@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008697, author = {加嶋, 克則}, issue = {6}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jun}, note = {近年, 晩婚化による挙児希望女性の高齢化および若年がん患者の増加により, 妊孕性温存療法を必要とするがん患者が増加してきている. 妊孕性温存療法とは, 主として40歳以下のがん患者に対して, 子宮および卵巣の生殖機能を温存する治療法である. 現時点での婦人科悪性腫瘍に対する妊孕性温存療法は, 子宮頸癌IA1期(脈管侵襲なし・癒合浸潤なし)までに対する子宮頸部円錐切除術, 子宮頸癌IB1期(腫瘍径2cm以下)までに対する広汎子宮頸部摘出術, そして, 上皮性卵巣癌IA期(明細胞腺癌以外のグレード1)に対する患側付属器摘出術である. さらに, 子宮体癌IA期(類内膜腺癌グレード1・筋層浸潤なし)に対する高用量黄体ホルモン療法である. 今後, エビデンスの蓄積, 治療技術の進歩, 低侵襲治療の開発などにより, 適応が拡大されていくことに期待したい.}, pages = {293--299}, title = {婦人科悪性腫瘍に対する妊孕性温存療法}, volume = {129}, year = {2015} }