@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008552, author = {多田, 哲也 and 武居, 祐紀 and 齋藤, 敬太 and 蛭川, 浩史}, issue = {10}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Oct}, note = {男性乳癌の頻度は, 全乳癌の1%前後, そのうち非浸潤癌は4.8~31.7%, さらに乳頭分泌のみで見つかった例はその20.0~38.7%といわれている. われわれは, 血性乳頭分泌にて発見された, 男性非触知非浸潤性乳管癌の1例を経験したので報告する. 症例は73歳男性, 主訴は左血性乳頭分泌, 既往歴は57歳より冠攣縮性狭心症にて服薬, 66歳時に胃癌で幽門側胃切除術を施行された. 現病歴は, 左血性乳頭分泌を自覚して当科受診, 分泌液細胞診で非浸潤性乳管癌(comedo type)の疑いとの診断であった. 乳管造影はカニュレーションできなかったために施行できず, MRIにて乳輪下に拡張した乳管と思われる所見を認めた. この乳管内に腫瘍がある可能性が高いと考えられたため, 単純乳房切除術を施行した. 病理診断は, 非浸潤性乳管癌(comedo type), 直径約7mm, 断端陰性であった. 術後経過は良好で, 手術後6年半を経過し, 無再発生存中である.}, pages = {601--605}, title = {血性乳頭分泌を主訴とした男性非触知非浸潤性乳管癌の1例}, volume = {129}, year = {2015} }