@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008521, author = {大口, 美和子 and 住吉, 智子 and 田中, 美央 and 西方, 真弓 and 菊永, 淳 and 内山, 美枝子 and 宮坂, 道夫}, issue = {1}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jan}, note = {新潟市内の全小学校115校に勤務する養護教諭115名, および比較対照群として音楽教諭115名, 合計230名を対象として, 小児喘息についての知識および発作時の対応等の行動についての実態を明らかにすることを目的とした全数調査を行った. 養護教諭79名(回収率68.7%), 音楽教諭75名(同65.2%)から回答を得た. 養護教諭は小児喘息にアトピー型と非アトピー型があること, 遺伝因子と環境因子とが関与していること, 感情表現とストレスの関与等についての知識を持っている一方で, 発症に関わるチリダニの至適発育条件, アトピー体質をもっている者の比率, 小発作時の会話と睡眠状態, 大発作にのみ見られる状態等については必ずしも十分な知識を持っていなかった. 知識スコアが高い養護教諭ほど, 喘息発作時の対応への自信があり, 喘息発作への不安が少なく, 小児喘息児童を把握して, 意識した対応を行っていた. 喘息への対応回数と知識スコアには正の相関がみられたが, 小児喘息の個人的経験や教員歴の長さは必ずしも知識に相関していなかった. 養護教諭の喘息に関する知識や発作時の対応能力を向上させるためには, 小児気管支喘息のガイドラインの普及啓蒙や, 研修会や養成課程等に小児喘息についての知識や対応方法を組み込んでいくことが求められる.}, pages = {68--78}, title = {新潟市内の小学校における養護教諭の小児喘息の知識と行動についての全数調査}, volume = {130}, year = {2016} }