@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008317, author = {渡邊, 直純 and 榎本, 剛彦 and 峠, 弘治 and 臼井, 賢司 and 田村, 博史 and 林, 達彦}, issue = {3}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Mar}, note = {乳癌術後に乳糜漏をきたし, 保存的治療にて軽快した2例を経験したので報告する. 症例1は83歳, 女性. 左乳癌の診断にて左乳房切除術, 腋窩リンパ節郭清術を施行した. 第1病日よりドレーンの排液が乳白色となった. 排液のトリグリセリドが高値であり乳糜漏と診断した. 禁食にて一時的に乳白色ではなくなったが, 食事開始にて再び乳白色となった. 第16病日から経口摂取を継続したままオクレオチドを皮下注射した. 開始後4日目よりドレーンの排液は乳白色ではなくなり, 排液量も減少し, ドレーンを抜去した. 症例2は62歳, 女性. 右乳癌, 乳房部分切除術後で腋窩リンパ節郭清術を施行した. 第1病日よりドレーンの排液が乳白色となった. 排液のトリグリセリドが高値であり乳糜漏と診断した. 第4病日のドレーンの排液は乳白色のままであったが, 排液量は少なくドレーンを抜去した. 乳癌術後の乳糜漏は稀ではあるが, 乳癌術後でも乳糜漏が起こり得ることも念頭におき, 治療をする必要があると思われる.}, pages = {173--179}, title = {乳癌術後に乳糜漏をきたした2例}, volume = {131}, year = {2017} }