@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008315, author = {小泉, 健}, issue = {3}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Mar}, note = {2014年4月からの1年間に新潟県立坂町病院に入院した医療介護関連肺炎患者200例の臨床学的特徴を検討した. 年齢中央値は85.5歳と非常に高齢であった. 30日死亡率は22.5%, 退院時死亡率は31.5%であった. 医療介護関連肺炎診療ガイドラインにおける治療区分B群の患者が120例, C群の患者が80例で, それぞれの30日死亡率は19.2%・27.5%, 退院時死亡率は33.3%・28.8%, PDR pathogen検出率は18.6%・35.0%であった. いずれの群もガイドラインの推奨治療よりも広いスペクトラムでの治療例が多かった. B群の推奨治療を受けた群を狭域治療群, C群の推奨治療を受けた群を広域治療群とし検討したところ, 耐性菌検出率・30日死亡率・退院時死亡率ともに治療区分に関係なく広域治療群で有意に高かった. その治療決定の因子を検討したところ, 血清BUN/Cre比・酸素飽和度低値・意識障害といった肺炎重症度評価項目の規定因子が影響していた. このほかにMRSA検出既往や誤嚥が影響しており, これらの因子を複合的に判断して評価し治療方針を立てることが重要であると考えられた.}, pages = {147--159}, title = {高齢化率の高い地域の小規模病院における医療介護関連肺炎の治療成績の検討}, volume = {131}, year = {2017} }