@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008277, author = {北見, 智恵 and 河内, 保之 and 須藤, 翔 and 牧野, 成人 and 西村, 淳 and 川原, 聖佳子 and 新国, 恵也}, issue = {5}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {May}, note = {症例は81歳の女性で, 中部胆管癌の診断で幽門輪温存膵頭十二指腸切除術が施行された. 病理組織学的所見は低分化型腺癌, pT3aN0M0 : stageIIAであった. 術後補助化学療法は行わず経過観察を行っていた. 術後5ヶ月目にCEAが上昇し, CTで肝S4に35mm大の肝転移を認めた. Gemcitabine+cisplatin併用療法を開始, CEAは3ヶ月後に正常化し, 6ヶ月後のCTで病変は消失した. 11コース施行後は投与間隔を2投1休から隔週投与に変更し, 10回施行した. 化学療法開始から1年でGrade1の末梢神経障害が出現し, 完全奏効(Complete response : CR)を維持していたため, 化学療法を中止した. 中止後6ヶ月経過した現在無再発生存中である. 胆道癌に対する化学療法でCRが得られる症例はめずらしい. CR症例の化学療法継続期間, 治療中止時期など, さらに症例を集積して検討する必要があると考えられた.}, pages = {303--309}, title = {Gemcitabine+cisplatin併用療法が奏効した胆管癌術後肝転移の1例}, volume = {131}, year = {2017} }