@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008240, author = {佐藤, 光希 and 南野, 徹}, issue = {7}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Jul}, note = {高周波カテーテルアブレーション(RFCA)は心房細動(AF)の治療として確立しており,国内外で広く行われている.低左心機能を合併したAF症例に対してRFCAを行い,その有効性を検討した.対象は当院でAFに対するRFCAを行われた症例のうち評価可能であった53例.初回心エコーで左室駆出率(LV-EF)が50%未満のLow-EF群(17例)と,50%以上のNormal-EF群(36例)に分けて比較した.Low-EF群にはNormal-EF群に比べて持続性AF症例が多く含まれ,初回心エコーにおいて左房径や左室径が大きかった.AF再発率は1回目RFCA後4か月で14%, 2回目RFCA後4ヶ月で7%とNormal-EF群と差がなかった(17%,6%).また,Low-EF群では初回心エコーに比べて,RFCA後に左房径,左室収縮末期径と容積,左室拡張末期径と容積でそれぞれ縮小を示し,LV-EFは増大し改善を示した.低左心機能を合併したAF症例においてもRFCAは有効であり,左房・左室への構造的リバースリモデリングの効果が期待できることが分かった.}, pages = {389--395}, title = {3 心房細動アブレーション治療 : 低左心機能症例での検討 (シンポジウム 心房細動, 第719回新潟医学会)}, volume = {131}, year = {2017} }