@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008225, author = {松岡, 尚気}, issue = {8}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {本邦における眼科領域の承認済み生物学的製剤には,腫瘍分野を除いて抗TNFα抗体と抗VEGF抗体の2種があり,これらの登場はこれまで治療困難であった多くの疾患に劇的な効果をもたらした.前者は眼ベーチェット病に対するインフリキシマブ,既存治療で効果不十分な中間部,後部,又は汎ぶどう膜炎にまで適応拡大されたアダリムマブの2剤,眼内血管新生や血管透過性亢進に関与する後者は,主にラニビズマブ,アフリベルセプトの2剤が加齢黄斑変性や糖尿病黄斑浮腫,病的近視における脈絡膜新生血管,網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫に対して使用されている.しかしながら,効果持続期間の問題から薬剤の頻回投与が必要になりやすく,現在は経済的・社会的な患者側・医療保険側・施行医師側の負担増大の問題にも直面し,各患者個人に適合した最小限の投与で最大限の効果を得られる個別化医療の発展が待たれる段階になってきている.}, pages = {469--471}, title = {6 眼科領域 眼科における生物学的製剤の現況と展望 (シンポジウム 各科領域における生物学的製剤の現況と展望, 第720回新潟医学会)}, volume = {131}, year = {2017} }