@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008224, author = {藤本, 篤 and 阿部, 理一郎}, issue = {8}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {生物学的製剤の登場は,既存の治療で難渋していた重症乾癬患者における皮疹のコントロールや乾癬性関節炎患者における関節破壊の進展抑制を可能にした.現在わが国で乾癬に対して使用可能な生物学的製剤は6剤あり,標的とする分子,抗体の種類,作用機序,投与経路や投与間隔など,それぞれに特徴がある.いずれの製剤も有効性は高いが,反面,副作用や高額な費用などの問題があり,適応症例を慎重に選択した上で,十分な説明と同意に基づいて投与を決定する必要がある.現在当科では,既存治療に抵抗性の症例,重症例や強い関節症状を有する症例を対象に,インフリキシマブ,アダリムマブ,ウステキヌマブ,セクキヌマブ,イキセキズマブの5剤を病型,年齢,合併症,利便性などを考慮して選択している.これまで大きな有害事象はなく,多くの症例において期待した効果を得られている.今後もさらに新規の生物学的製剤の開発が進行中であり,各製剤の特徴を生かした有効な使用方法の確立のためのデータの蓄積と解析が待たれる.}, pages = {464--469}, title = {5 皮膚科領域 乾癬における生物学的製剤治療 (シンポジウム 各科領域における生物学的製剤の現況と展望, 第720回新潟医学会)}, volume = {131}, year = {2017} }