@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008222, author = {横山, 純二}, issue = {8}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Aug}, note = {炎症性腸疾患は原因不明の難治性消化管疾患で,潰瘍性大腸炎とクローン病の総称である.炎症性腸疾患に対する内科的治療はこれまで5-アミノサリチル酸製剤とステロイドが中心であったが,2000年以降治療が大きく変化した.特に生物学的製剤「抗TNF-α抗体」の登場により,これまでの症状を抑える治療から,「粘膜治癒」へと治療目標が変化し,患者のQOLも大きく改善した.しかし,使用対象や使用開始時期,中止の可否,効果減弱(二次無効)への対処など,抗TNF-α抗体製剤使用の最適化といった課題や問題点が浮き彫りになりつつある.本稿では,炎症性腸疾患に対する生物学的製剤治療の現況と問題点につき,当科での経験もあわせて概説する.}, pages = {453--457}, title = {3 消化器内科領域 生物学的製剤が炎症性腸疾患の診療をどう変えたか : 現状と課題 (シンポジウム 各科領域における生物学的製剤の現況と展望, 第720回新潟医学会)}, volume = {131}, year = {2017} }