@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008194, author = {笠原, 隆 and 丸山, 亮 and 山名, 一寿 and 瀧澤, 逸大 and 西山, 勉 and 冨田, 善彦}, issue = {10}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Oct}, note = {【目的】ロボット支援前立腺全摘除術(RARP)の初期治療経験に関して検討を行った.【対象と方法】2014年2月より2016年5月までに,新潟大学医歯学総合病院にてRARPを行った87例を対象とした.第30例目以降の症例においては,手術ステップ別に目標時間を設定し,状況に応じてプロクターがデュアルコンソールを用いて技術指導を行った.手術成績に関しては,手術時期別に3群に分けて検討した.【結果】開腹手術や腹腔鏡手術への移行例は認めなかった.手術時期に比例して,全手術時間およびコンソール時間は有意に短縮し,術中出血量も有意に減少した.周術期合併症の発生率は,術中で0%,術後30日以内で11.5%であった.切除断端陽性率はpT2で16.8%,pT3で57.7%であった.術後の尿禁制率(尿パッド0-1枚/日)は術後1月,3月,6月,12月でそれぞれ43.7%,72.4%,87.3%,94.4%であった.【結論】「手術スキルの迅速な習得」を図るわれわれの試みは着実に成果を示しており,かつ安全性に関しても諸家の報告と比べ遜色なく実施できている.今後の課題は,特にpT2における断端陽性率を減少させるための工夫, および疾患コントロールに関する長期追跡による予後評価である.}, pages = {599--610}, title = {新潟大学医歯学総合病院におけるロボット支援前立腺全摘除術 : 初期87例の経験とラーニングカーブ短縮を目指した取り組み}, volume = {131}, year = {2017} }