@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008187, author = {白石, 修一}, issue = {10}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Oct}, note = {小児心臓手術をどの様な施設で行うべきかは現在も議論のあるところであり,本邦においても大学病院・小児専門施設・循環器専門施設・一般総合病院など様々な種類の施設で手術が行われているのが現状である.新潟県及びその周辺医療圏には当院以外に多数例の小児心臓手術を行う施設は少なく,先天性心疾患の緊急性・希少性と地理的な環境から考えると当院が集約化した小児心臓手術施設として求められる役割は大きい.当院の小児心臓手術は1962年から始まっており本邦でも有数の長い歴史を有する.近年の手術治療成績の急激な向上と診断・管理技術の改善により,これまで治療困難であった新生児例・複雑心奇形例・ハイリスク例の救命が次々に得られるようになっているが,それに伴い当院の新たな問題点も明らかとなってきている.マンパワー・診療体制等のソフト面と,亜急性期病棟・集中治療病床等のハード面など今後クリアすべき課題は多い.現状の新潟県の小児心臓外科医療の観点から考えれば,大学病院併設型の小児專門医療施設(こども病院)の設置が望ましいと考えられる.}, pages = {568--571}, title = {2 小児心臓外科医の立場から (シンポジウム 新潟県における小児専門医療施設を考える, 第721回新潟医学会)}, volume = {131}, year = {2017} }