@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008143, author = {米岡, 有一郎 and 関, 泰弘 and 秋山, 克彦 and 藤井, 幸彦}, issue = {12}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Dec}, note = {人口構成と健康寿命の変化により,手術適応を有する高齢者脳疾患患者は漸増している.適応を有する高齢者脳疾患の安全な手術は,地域医療を担う脳神経外科が直面している問題のひとつである.同時に,高齢者人口の増加に伴う医療費の増加が懸念されている.高齢者人口比率の高い地域医療における低侵襲手術の意義は,低侵襲が故の,(1)人的医療資産の占有率の低減,(2)医療物資の低消費,(3)時間的資産の低消費,の実現にある.高齢患者と医療提供側の双方に,人的,物的,時間的に少ない負担で,有意・有効な医療効果をあげつつ,医療コストを低く抑え得ると期待される.この観点に立てば,高齢社会の医療に対応するひとつの鍵となり,人口減少地域での病院運営の鍵とも期待される.しかしながら,低侵襲外科の実践において,望まれた結果を得るためには,正確な診断,適切な手術適応,高練度の手術手技,更には標準化された周術期管理が求められ,期待に応えるために要求される医療水準は低くない.所属する外科系診療科の総力を垣間見る指標ともなり,地域の基幹病院の在り方が問われている.当センターでの実践を供覧し,現状(2017年現在)での問題点を考察する.}, pages = {669--684}, title = {高齢化社会における脳神経外科 : 魚沼地域における実践から紐解く,高齢化地域医療における低侵襲外科の役割}, volume = {131}, year = {2017} }