@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00008122, author = {福田, 智行}, issue = {3}, journal = {新潟医学会雑誌, 新潟医学会雑誌}, month = {Mar}, note = {TOR(target of rapamycin)キナーゼを中心としたタンパク質複合体TORC1 (TOR complex 1)は,栄養や成長因子に応じて活性を変動し,細胞の成長,増殖,代謝などをコントロールする. TORC1を含むシグナル伝達経路は,癌や老化に関わることから,注目を集める経路の1つになっている. TORC1の活性は厳密に制御されており,その機構は様々な生物種をモデルに研究されている.近年,二量体でリソソーム膜上に局在する低分子量GTPaseのRagが,TORC1経路の上流でアミノ酸シグナルを統合する鍵分子であることが明らかになり,細胞がアミノ酸を感知してTORC1を活性化させる機構の理解が飛躍的に進んでいる.}, pages = {77--82}, title = {TORC1シグナル伝達経路を介した細胞の栄養応答機構}, volume = {132}, year = {2018} }