@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00007671, author = {Malikov, Khagani}, journal = {現代社会文化研究, 現代社会文化研究}, month = {Mar}, note = {19世紀から始まったロシア帝国と英帝国のカスピ海石油の競争は「グレート・ゲーム」と言われていた。現在の進行中の新グレート・ゲームは、石油だけではなく天然ガスも含めた自然資源を得るための競争となっている。それに当該国政府、米国、ロシア、 EUや国際企業などが複雑に絡んでいることもある。ソ連崩壊後に展開されてきた地域の石油戦略は大きな成果をあげている。新たに独立したカスピ海周辺国では原油輸出の増加と並んで外国からの直接投資も順調に増えている。石油戦略には自然資源の管理、安全保障、石油・ガス輸出ルートの確保等の要素が含まれる。カスピ海周辺国の国益とビジネスは密接にからみ合っているが、他方米国と当該国政府はまずにエネルギー安全保障の確立に努めている。本論文では、カスピ海地域のエネルギー安全保障及び周辺国と世界超大国の自然資源にとっての関心が議論される。さらに米国、ロシア、中国、トルコ、イランなどの自然資源に対する政策が論じられる。}, pages = {213--234}, title = {Geopolitics and Energy Security in the Caspian region}, volume = {38}, year = {2007} }