@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00007638, author = {Malikov, Khagani}, journal = {現代社会文化研究, 現代社会文化研究}, month = {Dec}, note = {ソ連崩壊後カスピ海地域でも多数の戦略的な問題が発生した。1991年まではカスピ海に関係する国はソ連とイランだけであったが、ソ連崩壊後沿岸国がロシア、カザフスタン、トルクメニスタン、イラン、アゼルバイジャンの5カ国に拡大した。こうして地域の新石油戦略に自然資源の管理、安全保障、石油・ガス輸出ルートの確保等の要素が含まれるのでカスピ海の法的地位という問題の解決も重要になった。本論文でも最も強調されるのはカスピ海における国境・水域・海底の分割、および、地下資源の開発・利用についての沿岸国の種々の議論である。最新の議論もふまえてこれらに関する法律および条約が論じられる。権限やカスピ海の経済的な管理に関する国際海洋法に基づくと新たな条約なしでは、エネルギー資源のポテンシャルを完全に利用することは不可能である。最後に、カスピ海沿岸の各国と地域に影響を与える他国の立場が分析される。}, pages = {219--234}, title = {Geopolitical Challenges and Legal Issues in the Caspian Sea Basin}, volume = {40}, year = {2007} }