@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00007555, author = {Khaing, Khaing Lay}, journal = {現代社会文化研究, 現代社会文化研究}, month = {Dec}, note = {家庭における女性に対する暴力は、世界的に深刻な問題である。ミャンマーでは、家庭内暴力は個人的な問題として捉えられ、特別な法律はない。本稿は主に、家庭内暴力の被害に遭った妻の法的対応に焦点を当てている。近年の地方裁判所のデータによると、家庭内暴力による離婚訴訟が増えている一方、家庭内暴力を原因とする刑事訴訟は減少している。ミャンマーでは、刑事事件として追訴されるか、民事事件として離婚に訴えるかの2つの方法しかない。夫は妻に対して暴力をふるっても、暴力が深刻でない限り刑事事件として起訴されることは殆どない。妻が訴訟を起こさない理由は、恥や罪悪感、経済的理由、家族関係を維持したいこと、子供の問題、そして裁判、法律について無知であるためである。また、一度訴えても取り下げてしまうので、加害者へは軽い刑罰にしかならない。被害者を保護・救済するためには、市民の意識や法律知識を高めるべきである。}, pages = {113--142}, title = {Domestic Violence against Women : Legal Responses in Myanmar}, volume = {46}, year = {2009} }