@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00007519,
 author = {Shupichenko, Sergey},
 journal = {現代社会文化研究, 現代社会文化研究},
 month = {Dec},
 note = {ロシア連邦は1996年2月に欧州評議会に入って､1998年3月に欧州人権条約を批准した｡ロシア国籍を持っている人は自分の権利と自由が国家機関の不法行為によって違反されたことに対して､欧州人権裁判所に提訴する権利を有する。ロシアの裁判所は健康被害に対して補償の判決を下しても､国の財政赤字のためその判決を執行することは不可能になるか､又は執行期間が延期されることがしばしばある｡現在まで､欧州人権裁判所でチェルノブイリ原発事故の被害者に有利な70以上の判決が下された｡原告は精神的な被害(モラルダメージ)に対して損害賠償を認められた。ロシアの法文化のレベルとロシア国内の司法制度の評判は改善の余地がある｡そのためには､判決の効果的な執行制度が必要である｡欧州人権条約にロシアが加盟したことは､欧州法によって与えられた効果的な保護の可能性の拡大によって､ロシア法の改善の機会を与えている。},
 pages = {163--196},
 title = {Compensation of Harm to the Russian Victims of Radiation in the European Court of Human Rights},
 volume = {49},
 year = {2010}
}