@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00007292, author = {賈, 暁航 and 藤井, 隆至}, journal = {経済開発と環境保全の新視点, 経済開発と環境保全の新視点}, month = {Mar}, note = {中国東北部に位置する東北三省(遼寧省, 吉林省, 黒竜江省)は, 総面積では全国の8.4%を占めており,中国経済圏の約1割となっている。中国東北部は日本, 韓国, ロシア, モンゴルなどと隣接しており, 東北アジアの中核に位置している。東北三省は, 建国初期には中国を代表する重工業地帯に位置付けられ, 国有企業が集中して中国経済発展の一翼を担ってきた。近年は,輸入出貿易量の増加にともない, 物流産業が急速に発展しつつある。中国における重点開発地区の一つになっている。しかし, 1978年の改革開放以降, 市場経済化が進む中で, 国有企業は不振におちいった。東北三省の経済総成長値は, 長江モデルや珠江モデルに比べて低い。特に輸出入商品の総成長率は, 長江モデルと珠江モデルの1/2でしかない。東北三省の物流産業は発展しつつあるが, 長江モデルと珠江モデルにくらべると, 立ち遅れは否めない。グローバル化の進展が加速するのに伴い, これからは, 物流産業が東北地区における経済の発展の中で重要な役割を果たすと考えられる。前稿「中国・大連における物流業の現状と課題」 ( 『新潟大学経済学年報』第33号, 2009年1月)において, 筆者は, 大連における物流業の現状と課題に分析を加えた。本稿は, その続稿として, 東北三省における物流インフラの建設, 物流市場, 物流の発展目標等を検討する。そのことによって, 東北三省における物流の現状と課題をあきらかにする。}, pages = {1--13}, title = {中国・東北三省における物的流通の現状と課題}, volume = {1}, year = {2010} }