@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00007150, author = {鈴木, 真由子}, journal = {教育実践研究指導センター研究紀要, 教育実践研究指導センター研究紀要}, month = {Jul}, note = {本報は、母親の就労が児童の発達にどのような影響を与えるのかを明らかにするために、小学校6年間の学習指導要録における「行動・性格評定」各項目について分析したものである。母親の就労形態別に比較検討した結果、次のような結果が得られた。 1)母親の就労は、部分的な行動・性格の発達を促し、全体的には行動・性格をバランスよく発達させることに貢献すると考えられる。 2)子どもの行動・性格評定には、〈社会性〉因子、〈独自性〉因子、〈公正〉因子が関与しており、母親の就労は、女子の〈社会性〉の発達にはプラスの効果を与えるが、男子の〈独自性〉・〈公正〉の発達にはマイナスの効果を与える。 3)母親がパートタイマーとして就労する場合、〈社会性〉の発達は4・5年時就労、祖父母と非同居の場合に明らかな上昇が認められ、特に女子にその傾向が強く現れる。また、〈独自性〉・〈公正〉の発達を促すためには、児童が2・3年での就労が望ましい。}, pages = {69--78}, title = {母親の就労形態と児童発達(II) : 母親の就労は子どもの行動・性格の発達によい影響を与えるか?}, volume = {16}, year = {1997} }