@misc{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00005687, author = {鈴木, 康浩}, month = {Mar}, note = {NMDA型グルタミン酸受容体(NMDAR)は,中枢神経系においてシ ナプス形成やシナプス可塑性など脳機能に関わる分子群である.NMDARは,単一遺伝子にコードされスプライスにより多様性を持つGluN1サブユニットと,4種類のGluN2 サブユニットが2分子ずつ会合して構成されており,それらの組み合わせがチャネル特性を決定する.しかし,脳におけるGluN サブユニットタンパク質の定量的な解析はなく,その構成比率は明らかにされていない.そこで脳各部位におけるNMDARサブユニットを定量するために,AMPA型グルタミン酸受容体サブユニットGluA1を標準物質とした定量的ウエスタンブロットを行った.その結果,大脳皮質,海馬,小脳いずれにおいても GluN1が GluN2より多く存在していたが,NMDARが機能していると考えられているシナプトソーム画分では,ほぼ等量の割合になっていた.また,GluN1のC末端の形状は,C2' 型が C2型よりも多かった,これは小脳でとりわけ顕著で,約 10倍多いと算定された., 学位の種類: 博士(医学). 報告番号: 甲第4102号. 学位記番号: 新大院博(医)甲第669号. 学位授与年月日: 平成28年3月23日, 新大院博(医)甲第669号}, title = {NMDA型グルタミン酸受容体の定量的解析.}, year = {2016} }