@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00004112, author = {下条, 文武 and 高橋, 直生}, issue = {7}, journal = {日本内科学会雑誌, 日本内科学会雑誌}, month = {Jul}, note = {長期透析治療をうけている患者に発症するアミロイドーシスは,透析アミロイドーシスと呼ばれ,その前駆蛋白は従来の透析膜では除去され難いβ_2-ミクログロブリン(β_2-m)である.本症の発症要因として,透析導入年齢が高いこと,透析期間が長いこと,生体適合性の低い透析膜あるいは純度の低い透析液を使用した場合,患者がアポリポ蛋白遺伝子E4を有する,などが明らかにされてきた.本症は,骨・関節障害を主病変とするため,QOLの低下をまねく深刻な透析合併症である.本症の予防・発症遅延対策として高性能膜透析器やβ_2-m吸着カラムが臨床に導入され,ある程度の効果をみている.しかし発症後の治療では限界があり,根本的な治療と考えられる腎移植を推進する必要がある.}, pages = {1372--1378}, title = {透析期腎不全 4.透析患者の合併症 5)透析アミロイドーシス}, volume = {89}, year = {2000} }