@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00003477, author = {大久保, 真樹 and 木竜, 徹 and 斉藤, 義明 and 飯島, 泰蔵}, issue = {12}, journal = {電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理, 電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-情報処理}, month = {Dec}, note = {認識に有用な特徴パラメータの多くは,信号の周期成分に強く依存している.このため調音結合や個人差の影響が直接パラメータに現れ,従来の複雑な統計処理が必要になってきたと思われる.そこで,本論文では先に提案した有限次元の自然観測システムに基づき,新たな音声認識用パラメータを提案する.有限次元の自然観測システムによれば,観測信号はシステムを構成するディジタルフィルタの出力信号値系列と重み係数との線形結合で再構成できた.この際,重み係数はパワースペクトルの変化に直接的な影響を受けないと考えられた.更にフィルタの遮断周波数に依存して,重み係数に影響する信号の帯域を選択できるという特長があった.そこで,音素の分類および調音結合・個人差の影響の抑制に有利となるような遮断周波数を検討し,切出し母音の認識を行った.今回は重み係数を更に規格化した自然観測係数を認識用パラメータとして利用し,遮断周波数は1kHzに設定した.その結果,簡単な認識方法による母音連鎖の認識実験では,男声・女声の母音連鎖から切り出した合計480個の母音に対し平均91.5%(closed test)の認識率が得られた.}, pages = {1985--1991}, title = {自然観測係数による母音連鎖の認識}, volume = {J72-D-II}, year = {1989} }