@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00003447, author = {田中, 賢 and 長谷川, 大剛}, issue = {2}, journal = {電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理, 電子情報通信学会論文誌. D-II, 情報・システム, II-パターン処理}, month = {Feb}, note = {有限個の連続値出力ニューロンからなるニューラルネットワークは,任意の決定性チューリング機械をシミュレートする能力をもつことが知られている.これまで,いくつかのシミュレートモデルが提案されているが,テープ部を実時間でシミュレートするには膨大な数のニューロンが必要となることが問題となる.本論文では,再帰型高次結合ニューラルネットワークが任意のチューリング機械をシミュレートできることを示し,シミュレート時間とこれに要するニューロン数の下限を明らかにする.まず,しきい値入出力関数と線形入出力関数を用いる有限個のニューロンからなる再帰型高次結合ニューラルネットワークが,任意の決定性チューリング機械を実時間でシミュレートでき,テープのシミュレートに要するニューロン数を6個まで削減できることを示す.また,のこぎり型関数を用いれば,シミュレートに要するニューロン数を4個に削減できることを示す.単純化されたこのシミュレートモデルは,将来ニューラルネットワークによる形式言語の学習を実現する上で有用な枠組みとなる.}, pages = {703--710}, title = {再帰型高次結合ニューラルネットワークの計算能力について}, volume = {J83-D-II}, year = {2000} }