@article{oai:niigata-u.repo.nii.ac.jp:00003436, author = {山宮, 士郎 and 牧野, 秀夫 and 広野, 幹彦 and 前田, 義信 and 石井, 郁夫}, issue = {7}, journal = {電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-情報処理, 電子情報通信学会論文誌. D-I, 情報・システム, I-情報処理}, month = {Jul}, note = {物体識別用非可視型コード開発を目的に, カラー印刷において近赤外線透過特性の異なる顔料とその印刷方法を開発した.従来我々は近赤外線透過型顔料の特性と応用に関する研究を進め, 近赤外領域いおいて高い透過性をもつ黒色顔料(AM-BK)を開発してきた(牧野, 山宮他, 1997年).この顔料は, 肉眼的には通常の顔料と同様の可視光特性をもち, 耐光性も通常の顔料と同様であるため, いわゆるユニバーサルデザイン目的の視覚障害者用物体案内あるいは徘徊老人の無侵襲識別などの分野で応用が期待されるものである.そこで今回は更にこの顔料の利用範囲拡大を目的に, 黒色以外のカラー化と情報の高密度化を試みた.本論文では開発した顔料の光学特性と具体的な非可視型コードへの応用について報告する.実験では, 大別して2種類のインキを用意した.一方はカーボンブラック(CB)を含む近赤外線吸収性顔料であり, 他方はAM-BKを含む透過性顔料である.2種類ともに同一色のカラー顔料と混合することとし, 黄, 赤及び青の3色を作製した.応用実験では, 個人識別を対象にTシャツ上に格子状の明るい黄色による花柄をスクリーン印刷した.その結果, 前述のAM-BK及びCB顔料を使用して非可視型の番号「911」を隠し込んで印刷することにより, 当該番号を肉眼では観察できないがCCDカメラでは容易に識別可能であることを確認した.更に, 近赤外線透過特性がCB添加により指数関数的に減少することを実験的に確認し, グレースケールによる高密度2次元バーコード作成が可能であることを示した.}, pages = {797--803}, title = {赤外線透過顔料を用いた物体識別手法}, volume = {J83-D-I}, year = {2000} }